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2章を終えました。語義は徐々につかむとして、ワードが2,3回は目に入るようになってきました。
大きな動植物の共生状態の維持である、ビオトープの保全にある一定の理論があるということが見えてくると、細菌レベルの共生状態の維持にも同じルールが当てはまらないでしょうか?
niche内の細菌叢を保全するには、特定の種を保全目標種として設定し、その個体数と関連する他の種を選定したうえで、生涯において必要とするすべての環境条件を維持するという視点で見ることが必要なのかもしれない、などと妄想しました。
日本のEBAは、BirdLife International - BirdLife is the world leader in Bird Conservation によって設定されています。
Endemic Bird Area (EBA) name |
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Central Honshu lowland forests |
Central Honshu montane forests |
Iwo Islands |
Izu Islands |
Japanese and Korean offshore islands |
Nansei Shoto |
Ogasawara Islands |
島しょ部が多く、もう少し本州沿岸、内陸にも設定できないものかと思いますが、本州の低地では、ゴイサギJapanese Night-heron (Gorsachius goisagi)が、保全目標種となっています。そんな大事な鳥だったとは。
本州中部における主な脅威は、この種の好ましい生息地である水路と湿地帯を備えた亜熱帯の常緑樹林が失われることである。
コウノトリだとかじゃなくて、まずはゴイサギの生息地なんでしょう。よくみるのは、アオサギかな。
(ゴイサギ、バンは令和4年9月15日から狩猟鳥類の対象外となり
うーむ、認識に大きなずれがあるような。
ーー脱線ーー
明日は金沢を出て、琵琶湖博物館へ向かいます。
しかし、千里浜は、西海岸的な鷹揚さがあり、貴重なドライブ体験ができました。サンディエゴでは、こんなビーチなら、波打ち際は小さなシジミのような二枚貝であふれ、ペリカンをはじめとした鳥類が、人にぶち当たらんとする勢いで共存しています。
一方、千里浜では、こんなに素晴らしい砂浜にも関わらず、貝殻も乏しく、カラスが寂しく飛ぶ程度、いくら平均気温が違うとはいえ、水産資源や種の多様性に大きな差異があるように感じました。のどぐろはうまく、本当にこれで復興支援になっているか不安がよぎります。
今回の旅の北限、
道の駅、のと千里浜では、元旦は店をあけていないからスタッフが被災しなくてよかった、3-4日で再度営業できたが、町は液状化しているところもあり、、、と、生々しい声を聞きました。
輪島朝市の金沢市内開催に間に合わなかったのは痛恨ですが、ここでなんとかお土産など買ってみたりしました。
早く日常が取り戻せることを祈るばかりです。