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50男のエコシステム勉強

第1章生態学 5節個体生物学と遷移

46-56p

 

生存曲線の1-3型は、ヒトの生存曲線ではこうも大胆なグループ分けはゆるされないにしても、普遍的なルールがあるように思えました。

 

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裸地が森に戻っていくのは、ジブリ的で受け入れやすいのですが、生態学的な法則があるとは知リませんでした。自然を観察しながら、いかにしてマクロのルールを見出すか、ですね。

 

ガンマ戦略 裸地からの遷移早期 変化に速応する短命種

カッパー戦略 森林性の樹木、哺乳類 安定の中で種間、種内競争に強い長命種

 

生存戦略の種類と一定のルールを理解することが、ビオトープのより良い維持につながるはずです。

 

微生物叢のゆらぎと安定性 ―多種細菌群集の「代替状態」と制御可能性―

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-02-29-0

DNAメタバーコーディングという手法も気になりますが、栄養条件という撹乱によって、菌叢も生態系として遷移していく法則性が示せたのは興味深いです。

 

理論と実地の経験則がまじるところは面白く、メジャーな種を3-5種覚えるとフィールドワークが楽しくなるというト書き、よかったです。

本村功教授 (1904 ~ 1981 年、写真) は、いくつかの動物群集の SAD パターンを最初に発見し、その後 1932 年に注目すべき論文を発表しました。本村 (1932) は、SAD を次のように説明しました。比較的生息数が少ない種。四角形内で見つかった種が存在量 (群集内での優勢の順序) に従ってランク付けされると、種のランクと存在量の間に明確なグラフィック パターンが観察されます。彼は、存在量の対数をランクに対してプロットし、観察された SAD を「幾何級数」に当てはめると直線が生成されることを発見しました。本村氏の研究は、SADパターンの最初の発見であるが、おそらく日本語で出版されているためか、しばしば見落とされたり、誤って引用されたりしてきた。

With inspiration from the past

oikosjournal.wordpress.com

 

ーー脱線ーー

 

明日のロケット打ち上げに向けて、なんとなく、シイタケ原木の調整をしてから現地入りしました。

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きっと、初期に乾燥させて、菌を死滅させているとおもい、だめもとで浸水をやりなおしましたが、positive controlもないとわけがわからなくなりそうなので、今にもシイタケが飛び出してきそうな、断面もろもろのホダ木をホームセンターで追加購入し、仮ぶせして、保湿のブルーシートをかぶせてみました。

日陰だが、雨は部分的にかかるような吹き曝しに設置。去年菌を打ち込んだホダ木1号は、本来なら、来シーズンの冬にシイタケができるはずなので、まだ待ってもいいんですが、なんとなく、もう一度菌を打ち込みそうな気がします。

ドリルドライバーも久しぶりに出したことだし。